昨年ブログを公開してから今月で1周年になる。その後の一年は、あまり大きな出来事もなく、病状も人生も停滞気味であった。

まずブログを作ってみて驚いたのは『誰も観に来ない』という現実だ。一年計画で作り上げたブログで、私なりに精一杯頑張ったつもりだったが、トータルの記事数が36しかないので、検索エンジンにも引っかからず、訪問者はなしのつぶてであった。SEO的な観点でみればこのブログはダメな要素がてんこ盛り!! しかし改善するつもりもないのでこれで良しとする。

なぜ改善するつもりがないのかというと、そもそもこのブログは私の頭の中を整理する為に作られたからだ。今まで自分の考えてきた事の、何が本当の事で何が妄想の域にあるのか、制作する過程で自分の考えをよく吟味し整理整頓する事が出来た。だから目的は既に達成しているし、アクセス数は特段関係ないものなのだ。だから詰まらない内容のオンパレードとなったこのブログも、私にとっては特別な存在意義がある。

その後の一年で、私は苦悩しつつも幾つかの事柄について考えたりしていた。折角の機会だから記録程度に掻い摘んで記しておこうと思う。


Ingress

イングレスというゲームをゆる〜くやるようになった。このゲームは現実拡張オンラインゲームというジャンルであり、MMMMORPGなどと呼ばれる事もある、結構画期的なゲームだ。Googleの地図情報を利用し作られたゲームであり、その一番の特徴は『現実の世界をスマホ片手に歩き回ってプレイする』というプレイスタイルだろう。Ingressについてのこれ以上の説明は割愛するが、これが私のつまらない日常に活力を与えてくれるような役割を果たしてくれている。良いゲームに出会ったと思う。

恣意的バイアス

世の中の企業や政治や大学などは、実は色々な人々が『自分の理想の社会を実現する為に行う社会活動』として取り組んでいるのではないかと思うようになった。企業一つとってもそれぞれの会社で社風は様々、本当に多様である。企業は別にお金を儲ける為の集まりという訳ではない。企業経営者が一番重要視しているのは、自分達の商品やサービスが社会のインフラとなり社会にそれなりの秩序と影響力を発揮する事なのではないか。そう思うようになったら、世の中は様々な人達によって恣意的なバイアスが多方向からかかりせめぎあっている様に見える。これは面白い発見だった。

ベーシックインカム

国民基本所得という制度、及び考え方がある事を知った。これは個人に国から平等に毎月一定の所得が支払われるという制度で、私の貰っている障害年金というのも言ってみれば条件付きのベーシックインカムと言える。世の中に苦しみの形というのは色々あるが、お金がなくては衣食住にも困り、最終的には死ぬしか無い。頑張る事が出来ない止むを得ない事情がある人というのは社会に大勢いる。弱い立場の人達は追い詰められ、常に社会から無言の圧力を受け、その中で苦しむ。私はベーシックインカムという視点からこの社会を見たとき、現在の社会構造に疑問を持つようになった。大きな発見だった。

食べて掃除してうんこして寝る

これは一見馬鹿馬鹿しい様だが、人間の本質を突いていると、我ながら感心する所である。日々の生活の基本は食事にある。規則正しく栄養バランスの良いものを食べる。そうしていれば体の健康は良いうんことして現れる。そして次に大事なのは掃除。身辺を単純明快にし、綺麗に整え掃き清める。これは心の健康に必要な行動であり、結果は良い睡眠として現れる。心と体を共に健康に保ちたければこれを実践していれば大抵何とかなる。しかし病気になる可能性は排除出来ず、あくまで日常生活の指針の一つにとどまる。


まあ、私はその後の一年でこの様な事を考えて暮らしていた訳だ。その後私のブログは『志気庵』(注・2016年11月閉鎖)へ引き継がれ、そちらは半ば雑記帳の様になっている。Twitterも使っている。以前はネット上ですらコミュニケーションを避けていた訳だが、今はひっそりとではあるがSNSというものに参加出来る様になった。その後の一年を総括するとこの様な感じになる。しかし一番の悩みは統合失調症という病気のこと。寛解するその日まで、頑張って生き延びようと思う。

以上、一年ぶりの投稿、長門志気でした。