IngressとPokémon GOで腕試しせよ!


IngressやPokémon GOといった位置情報を利用するスマホゲームは、これまでに存在したどんなゲームとも違う様に思う。特にNianticの作るゲームはとても特殊だ。なのでこれらのゲームをこれまでの様なビデオゲームやスマホの課金ゲームなどと同じ括りで考えてはいけない。

Nianticのゲームがどう特殊なのかを考えてみたい。Nianticのゲームでは、ゲーム内でとった行動に全て何らかのポイントがつく様になっている。そのポイントが一定数を超えるとレベルが上がる。だがこのレベル、ちょっとやそっとではなかなか上がらない様になっている。それは何故なのか…

ゲーム内での最高レベルはPokémon GOが40で、Ingressでは16と、かなり中途半端な数字が設定されている。これはポイントを原理原則とした『ゲーム内力学』に理由があるのだろう。どれくらいの苦労をすればどれ程のメリットを得られるのかといった事が、あらかじめ全て計算し尽くされている様だ。

ただ単にゲームを楽しんでいるだけではなかなかレベルが上がらない。レベルを上げるには、ちゃんと、戦略的に行動しなくてはならない。そして、Nianticのゲームが位置情報を利用し、現実世界をフィールドにしている以上、もはやそのレベルの持つ意味はゲームの域を超える…

ゲームを進めるには現実の街を巡らなくてはいけないのがNianticのゲームだ。街中で無駄な移動が多かったり、状況に臨機応変に対処できなかったりすると、まるでレベルが上がらない。また天候や体調管理といった事まで含めれば、その人の人となりが全て反映されてしまうのがNianticのゲームである。

それはプレイヤーの人となりが客観的に可視化されうるという意味において特殊だ。積極性のない人や、怠け癖のある人、健康上の問題のある人、知性の低い人、そういった人ではゲームを進める事は困難となろう。とてもシビアで、残酷な面を持っているゲームだと言える。

これはある意味で人間選別のテストとして使える。このゲームの成績で、認知機能の高さ、メンタルの健全さを測る事が可能となる。そう考えると、これはとても恐ろしいゲームだ。

余談だが、私の統合失調症の回復レベルがこれらのゲームで測れる。イングレスで私はレベル8という節目のレベルになるのに何年もかかったが、それは病状が悪かったからなんだと思う。病気から回復し、認知機能が向上してくると、ゲーム内の成績は格段に向上した。ゲームをおもしろく感じる様になった。

私は多くの人にIngressやPokémon GOのプレイを推奨したい。ゲームを通じて自分の体力・知力・気力を暴いてほしい。自分が意外と出来るという事に気が付いて自信がつくかもしれないし、逆に思ったほど成果が出ずに自身の自惚れに気付く事もあるかもしれない。腕試しだと思ってプレイしてみてほしい!!

投稿者:

長門志気

統合失調症で苦しんできたが、今は全ての症状が無くなり、ようやく穏やかな暮らしを送れる様になった。今後は衰えた体力と知力を取り戻していきたいと思う。統合失調症 / 禁煙・減薬継続中 / 放送大学・全科履修生 / 将棋初段 / Ingress RES A8 / Pokémon GO TL27