統合失調症は猫が持つ細菌が原因で発症する


先日ギズモードに掲載された記事を読んで、私は度肝を抜かれました。なんと猫が持つ細菌に感染した事が原因で統合失調症を発症し、その細菌を体内から除去する事で見事回復した少年というのが、ニュースとして取り上げられていたのです。その経過は論文としても発表されました。

実は『猫への暴露』が統合失調症の発症確率を高めるというのは、かなり以前から知られていた事です。でもそれが何故なのか全く解っていなかったのです。今回の記事では『バルトネラ・ヘンセレ』という細菌が原因だというところも明らかにされており、これは統合失調症治療の新時代を告げる、画期的なニュースになると思いました。

今までは症状をいかに抑えるかが治療の主軸で、何が原因でそれが起こっているのかはあまり研究されてきませんでした。ドーパミン仮説にしても、ドーパミンが出すぎている事までは解明できていたのですが、そもそもなぜドーパミンが出すぎてしまうのかまでは解っていなかったのです。

ちなみに今まで脳内は無菌だと思われていました。しかしそれも最近の研究で違うという事が明らかになり、脳と細菌の関係が注目されつつあります。

統合失調症をはじめとする精神疾患は近い将来、今までのようなメンタルの問題としてではなく、細菌による感染症の問題として、認知され、治療されるようになるのかもしれません。それは全ての当事者にとって福音となるでしょう。期待大です!!