放送大学学園法で規定される特別な大学

放送大学は、テレビやラジオの放送を利用して授業を行うという特殊性から、放送大学学園法という法律によって厳密に管理されています。放送大学学園法そのものについての説明は割愛しますが、この様な成り立ちから、放送大学は国や文部科学省ととても強いつながりを持った大学であるというのも一つの事実としてあります。

岡部前学長の言葉を借りれば…

「国立大学よりも国立な私立大学。」

と言えます。

学費が破格の安さなのもこの辺りに理由があります。もちろん学生は授業料を払いますが、トータルで見れば、学生が払う授業料以上に国からの国費が入ってきています。もちろんそれをするだけの存在意義が放送大学にはあるという事です。

放送大学はすべての都道府県に学習センターを持ち、放送教材を通じて教育の地域間格差を解消する事に一役買っています。地方の学習センターも、その多くが国立大学のキャンパス内に間借りする形で運営されていたりします。

その他にも、放送大学には既存の教育からこぼれ落ちてしまった人を救い上げる役割もありますし、生涯学習として国民の教育レベル向上にも役立っています。

そして何よりも重要なのはこの特殊な授業形態を持つ大学が4年制大学として正式に認められた点にあります。これが実現しなければ放送大学はただの通信教育にすぎませんでした。しかし4年制大学として認められた事で、学士や修士の学位を取得したいと願う人々の潜在的なニーズを満たすことができる様になりました。これは国と繋がりがあるからこそ実現できた事です。

この様に、放送大学というのはかなり特殊な大学です。くれぐれも一般的な全日制の大学とは比べたりしないようにしてください。

🔙 放送大学のすすめ

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