皆、コロナ騒動のせいで気づいていないようだが、実は、今年の梅雨は異常だ。この異様な湿気で私のように体調を崩す人も結構居たのではないかと思う。大丈夫だっただろうか?
なにせ、我が家では外へ出しておいたガジュマルの鉢植えにキノコが生えたぐらいだし、郵便ポストにも苔がびっしりと生えてしまったぐらい、今年の湿気は酷い。それらの事から今年の梅雨が異常であるということが推し量れる。
先月の通院日、私と主治医の会話…
「先生、みんなコロナ騒動で気づいていないけど、今年の梅雨は異常です。」
「それはどういうふうに? 湿度が?」
「そうです! この湿気です!」
先生はあまりピンときてなかったようだが、それは仕方がないかもしれない。
ツイッターとかを見ていても、この事に、先月(6月)の段階ではみんなはまだ気づいてないようだった。でも今月(7月)に入るとようやく皆もこの湿度の異常さに気が付いてきたようで、事実、ラジオやネットでも湿気や天気を話題に上げる人が多くなった。それは九州で豪雨の被害が出たこともあるが、それだけではない。このころ、確実にみんなが湿気にやられ始めていた。
後に分かったことだが、今年の梅雨は平年より雨が多く、日照時間が少なく、平均気温が高い、という三重苦だった。ただ単に『雨が多かった』の一言では片付けられない気象条件が揃っていたのである。だから私のような繊細な人ならば、何の情報がなくても自身の体感で今年の梅雨が異常であることに気が付く。普通の人が気づけないような些細なことに気付けるのが繊細な人の凄いところだ。
だが、そんな私でも今年の湿気は『気づいた時には既に時遅し』という状態だった。少なくとも私の場合はそうだった。
私は今季、ふわふわ目眩(浮動性目眩)に襲われ、もう1ヶ月近くも症状が治らない。これは正直、かなりキツい。今もふわふわしている状態でこれを書いている。なんとか症状を治めようと思いつく限りの対処療法は試したが、全く効果なし。もうウンザリだ。これはどう考えてもこの気候と湿度のせいだと思われる。だとしたらこればっかりは大人しく梅雨が明けるのを待つしかないということになるだろうか。