だがしかし、これを作るのが一苦労。
一見すると良さげに見えるこのPC、使う人には優しくても、作る人には結構面倒だったりする。なぜならこれ、適当に作ると以下の写真のような禍々しい代物になってしまうからだ。

大量のコードが束ねてあり、それにアダプターまであり、おまけにプラグの形が違うので普通のコンセントに刺さらないという仕様。しかもディスプレイはDVI接続なのにChromeBoxはHDMIかDisplayPortでしか接続できないという悩みも。こういった問題を、ひとつひとつ片付けていく。それがギーク魂。

まずディスプレイの接続だが、私は今までこのような変換ケーブルを使っていた。でも、これ、コードが長くて邪魔なんです。とにかくパソコン音痴の人はケーブルを見ただけで拒否反応を起こす人すら居るので、ここはもっとスマートなケーブルにする必要性を感じた。

そこで出てきたのがこれ。一つはDVIをHDMIに変換するアダプター。で、もう一つはスリムタイプのHDMIケーブル。(70cm)
実はもっと短いのが欲しくて他のモノも用意していたのだが…、それ(30cm)は逆に短すぎて、変換アダプターを通すと長さが足りなかった。残念!

HDMIをDVI接続に変換してしまうと音が伝送されなくなる。なので音は昔ながらのプラグを使う。どうであろうか。こういったこだわりを追求していくと、もっさりしていたケーブル類も、少しはスマートになったのではないかと思う。
この調子で他のケーブル類もまとめていく。

こんな感じだったものも、最終的にはこんな感じへ…

ディスプレイとPCのケーブルを単純に結束バンドで縛っていく手もあったのだが、このようなケーブルカバーでひとまとめにしてしまおうという事になった。
2つの電源ケーブルは、エレコムの二又電源ケーブルにより1つになり、これにてケーブル類の処理はすべて終了となりました。この作業、なんかとても疲れましたね。ちなみにエレコムの二又電源ケーブルには四又バージョンというのもあるので、ACアダプターの処理で困っている人にはおすすめしたいものです。