理想のミニPC
まず始めの画像を見てほしい。これは、私が長年求め続けてきた理想のパソコン像のうちの、一つの完成形なんです。なぜ、この見た目の微妙な、いささか時代遅れ感のあるPCが理想系なのかといえば、それはズバリ「どんな機械音痴の人でも教えれば使えるようになる！」という大きなメリットがあるからなんです。
それを可能にするのがChromeOSというオペレーティングシステムの存在で、このパソコンもChromeOSで動いています。つまり、WindowsでもMacでも、ましてやLinuxでもない、正確にいうならばほぼスマホのAndroidに近いようなOSが、デスクトップのOSとして、このPCには採用されているってわけなんですよ。（Androidも広義のLinuxだというツッコミは置いておきましょうね）
裏はこんな感じになっています。このIO DATA製のディスプレイには、背面の方にVESA規格に対応したマウンタを取り付けられるようになっておりまして、そこにChromeBoxをマウント（取り付け）している、という状態になっています。ディスプレイは１９インチのスクエア型で、解像度は1280×1024という至ってノーマルな仕様です。
キーボードはトラックパット一体型で無線接続式を採用。それもBluetoothのような設定が必要のないレシーバー付属タイプを選んだので、機器数が少なく接続が楽という、コンピューターに対して苦手意識のある人にはとてもフレンドリーな設計になっています。
ChromeOSはこれまでブラウザしか動かないというとても変わったOSでした。しかし最近になってAndroidのアプリにも対応を開始した為、このOSでブラウジング以外にも出来ることがたくさん増えました。ただしアプリの対応状況はマチマチで、今後の各社の動きに期待したいところです。
AppleMusicなんかはもはや普通に対応しています。アップルユーザーの自分にはこれ以上ないくらいのありがたさでした！！
続く…