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聖夜に聴く落語

立川談志が『談志百席』という落語CDを制作してる時に「百席も残してどうすんだ?」と嫌がる家元に対して担当者が「残ってないよりはいいでしょう?」と答えたという。「何かの役には立つよ、泥棒が来た時に聴かせるとか…」と納得する家元。 家元…確かにこのCDのお陰でクリぼっちでも楽しいぞ!

今『らくだ』という落語を聴いているのだが、これは嫌われ者の『らくだの馬さん』がフグに当たって死んで長屋中が大喜びするという、クリスマスの聖夜には全く相応しくない内容の噺なんだ。挙げ句の果てが、お通夜に酒肴を出す事を渋る大家の所へ屍人を担ぎ込んでかんかんのうを踊らせるという…(笑)