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寝れないので夜中にポケモンGO

寝れない! 寝れないと分かっているのに布団の中でじっとしているのも馬鹿らしい。それは時間の無駄というものだ。夜が眠りの時間だという事は確かだが、寝れない以上、もうそんなルールに従う意味はない。何かやっていた方がいい。眠りは遠のくけれど、その分、有意義な時間を過ごせる…

何をしよう? 放送大学の勉強でもするか、ブログを加筆するか、イングレスでもやりに出かけるか…… スマホがあれば、何でも出来る。

実はさっきポケモンGOに行ってた。夜中の3時、当然街には誰も居ない。駅前も見てきたが、人影はなく、車も全く通っておらず、ただ街灯と、24時間営業の店の明かりが機械的に輝いているだけの世界であった。まるで明るいゴーストタウンだ。

私の街は夜の店があるような繁華街ではない。何の変哲も無い郊外のベッドタウンだ。ベッドタウンなのだから、みんな寝てるのが普通なのだ。それなのに、こんな時間にポケモンGOをしてるヤツもないもんだ。この街で、私だけがイレギュラーな動きをしている。

いつも行くコンビニに寄ったのだが、そこではいつも昼間に居るハーフっぽいおばさんが一人でレジをやっていたので驚いた。夜勤だったのだろうか。でも、コーヒーを買っていく私にとびきりの笑顔で対応してくれた所を見ると、仕事にいくらかのやり甲斐は感じているようだった。

世の中には色々な人がいる。午前3時、普通に寝てる人もいれば働いている人もいる。私みたいにポケモンGOで街をほっつき歩いてる様なのもいる。私の生き方は決して褒められたものでは無いけれど、それでも私は、何かを感じ、何かを考え、懸命に生きている。その頑張りだけは誰にも否定されたくないな…