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メンタルの病気を治そうと思うなら運動は必須だ

メンタルの病気(私の場合は統合失調症)を治そうと思うなら運動は必須だ。心と体は不可分なので、体力が弱ると精神症状も悪化してしまう。多くの精神疾患において、体力低下は病気の発症因子という訳ではない。が、悪化因子である、という事は意識しておいた方がいいだろうと思う。

だから私は運動に取り組む。ウォーキングの為にナイキのシューズやウェアも買ったし、Apple Watchでワークアウトに取り組んだり、ポケモンGOやIngressで街を動き回るのも、全ては自分の病気を治す為に必要な事だと思うからやっている事なのだ。別に遊んで暮らしている訳じゃない。

運動は薬の副作用を軽減する効果もある。そもそも体に不調が現れるのは、体の異常を感じ取るライン(閾値)を超える刺激があるかどうかで決まる。体力が低下しているとこのラインが下がってしうから、ちょっとした刺激で不調を感じる様になってしまう。この状態では薬の副作用も重く出るのだ…

だから我々は多少しんどくても運動しなくてはならない。体の異常を感じ取るライン(閾値)を正常な位置に保っておかなければならない。運動をし、体力を付け、筋力を付ける。それは、終わりの見えない闘病生活から脱出する為に、いずれかの段階で必要になる事だ。

別に同病の人全てに『やれ!』と押し付ける気は無い。自分の体とよく相談をして、もしそれができる状態にあるならば、是非とも運動してほしいなと私は願っている。

まずは歩こう。好きな音楽をイヤホンで聞きながら、近所を好き勝手に散歩しよう。それがなによりだ!