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この世界はどのような答えを用意してくれているいるのだろう

先月末、私は放送大学最後の単位認定試験を受けてきた。今回の試験で単位を揃えることができれば卒業、でなければ退学、という大事な試験だ。受験したのは計7科目で、その内5科目合格できれば卒業に必要な単位が揃う。ここはなんとしてでも合格して、卒業をつかみとりたい!

試験結果は今月下旬に発表という事になっている。それまではなんだかそわそわして落ち着かない。悲願達成となるのか。ここまでの道のりが人よりも長かっただけに、今の私は頭の中が卒業の二文字でいっぱいいっぱいになってしまっている。

私は休学期間も含めれば、もう10年以上も放送大学へ在学し続けている事になる。そして、許される在学可能学期数がもうないので、今学期で卒業出来なければ、継続入学の手続きをしない限り退学という事になる。今までに病気と闘いながら執念のようにして積み上げてきた114単位を無駄にする訳にはいかない。

だから今学期の結果が全てを決めるのだ。

これは卒業をするしない以上の意味をも含んでいる。それは、これまでの闘病生活と私の今までの頑張りが、『是』であるのか『非』であるのか、そういったものを、何か運命のような大きな存在に対して問うている意味合いもあるのだ。私は病気による不自由な制限下でも力を尽くしてきた。諦めたり投げ出したりしなかった。だからきっと良い結果が待っていてくれるに違いない。そう思いたい。

こんな私に、この世界はどのような答えを用意してくれているのだろう。合否が分かるまであと二週間くらいだろうか。神様仏様、どうかよろしく頼みます。