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我が弟の提唱するゲーム万能説

私が人生について悩んでいたりすると、それを聞いた弟が必ず私に言うセリフがある。それが「ゲームしないからだ!!」というものだ。どうもゲームというのは万能で、人生におけるどんな悩みもゲームで解決出来るというのが、弟の持論らしい。

だが統合失調症により認知機能が低下していた過去の私は、ゲームが苦痛だった。脳機能にハンデのある状態ではオンライン対戦などで全く勝てなかったからだ。しかし、多剤処方を改め、エビリファイ1錠になった今の私は違う。認知機能が正常化した今の私は、オンライン対戦で他のプレイヤーと対等に戦えるようになったのだ。

だから最近では以前より数段ゲームを楽しめるようになった。

私が今好んでプレイしているゲームタイトルは以下のようなもの…

  • WORLD OF WARSHIPS: LEGENDS
  • DEAD OR ALIVE
  • ぷよぷよテトリス

ぷよぷよテトリスは主にテトリスモードでプレイしている。テトリスというのは、誰もが知っている「あの」テトリスのことである。テトリスのオンライン対戦は、もはや頭脳のスポーツと言ってもいいほどに過酷だ。でも熱くなれるし、ぷよぷよのキャラクターたちもかわいいので、これが今はお気に入りのゲームのひとつになっている。

WORLD OF WARSHIPSはPS4版をプレイしている。これは戦艦の大砲で打ち合う海戦ゲームなのだが、広い意味で言えば、これもリアルタイムストラテジーということになるのだろうか。ストラテジーゲーム(戦略ゲーム)は私が最も惹かれるジャンルであり、どハマリしている。

DEAD OR ALIVEは数ある格闘ゲームの中でも比較的やりやすい部類に入ると思う。少なくとも私にとってはそうだった。私の腕では、まだまだオンライン対戦でガチ勢に勝てない。けど、おもしろいのでついついプレイしてしまう。

こういうゲームをやっていて面白いのは、自分が以外に負けず嫌いだなと感じるところだ。

オンライン対戦で負けるということは、どこの誰とも分からないプレイヤーに勝点を献上しているという事に他ならない。自分がどこの誰とも分からないプレイヤーの肥やしになっているという状況が、私にはどうしても我慢できず、その結果として『上手くなって勝ってやろう!』という向上心に結びつくという訳なのである。弟がゲーム万能説を提唱する理由も、多分このあたりにあるのではないかと思われる。たかがゲームと侮ることなかれ。たとえゲームでも、本気で戦っているのならば、少なくとも寝ながらテレビを見ているだけの生活を送るよりは百万倍マシだろう。