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病気との闘いから、病気との戦争へ。

完全に追い詰められた。

具体的に何がどうしたのかを記述することすらも凄まじく難しいような状況に追いやられた。私の闘病生活がこれまで抱えていた問題に加え、それ以外の外部の要因も追加され、複合的に危機的な状況となってきた。

私の闘病生活はこれまでにも「病気との共存」から「病気との闘い」にシフトするなどしてきており、今日まで私は私なりに精一杯頑張ってきたつもりだった。でも、状況は悪化の一途を辿った。結果だけ見れば問題が先送りされてきただけだったからである。なので私は、ここで新たなステージへ、人生の舵を切らねばならぬ。

これからは「病気との戦争」だ!!

このクソみたいな人生をどうにかするために私は問題に取り組むことにした。私は問題解決のために全勢力を注ぐことを宣言する。もう1日たりとも無為に過ごすような事はあってはならないのだ。

そのために、私はこれまで使っていた趣味の道具をすべて「凍結」することにした。その様子が上記の写真である、闘病生活が長期化した事もあって、今では趣味の道具はかなり充実している。これらは少しづつ少しづつ、長い年月をかけて買い集めたものだ。コンピュータや楽器は私の病苦を和らげることに大いに役立ってきた訳だったが、今の私には、もはや遊んでいる余裕などない。だから「凍結」する。

そして、私は大の病院嫌いで、今までメンタルの病院以外の病院を避けて暮らして来た訳だが、これからは病院へ積極的に行く。もう、体中のあちこちがおかしいのだ。内科、皮膚科、眼科、歯科など、今後は色々な病院へ出向かねばならない。明日は手始めに内科を受診する予定だ。ここでどんな診断が出るかによって、私の今後が決まる。来週にはコロナワクチンの摂取も予定されている。もはや、嫌だ嫌いだなんて言っている場合ではない。

さらに、同時進行で福祉作業所の方の話も進めることにした。作業所とは就労移行支援事業とか就労継続支援事業などと呼ばれている施設である。今まで散々拒否し続けてきた福祉の世界ではあるが、これは私が社会復帰する上でどうしても通らなくてはならない道だ。

私の今日の没落は、ひとえにこの福祉を拒否したことが原因で始まっていると言ってもいいだろう。これまでは一人で問題を解決しようとして失敗してきた訳だ。私は障害者である。私も他の障害者と同じく、支援なくしては自立などありえないのだという事。そういう現実を、私はこの10年で嫌というほどに思い知らされた。

私はここ数年、統合失調症の症状がないという恵まれた状況を獲得していたにもかかわらず、それを活かすことが出来ずに、社会的・金銭的な自立ができず、挙句の果てには身体の健康を損なうという結果まで招いた訳だ。このまま行くと人生が詰む。もうぐずぐず言っている場合ではない。

はっきり言って、今から動き始めてもすでに手遅れかもしれないという気持ちもある。だから、せめてこれからは、1日1日を無駄にしないよう、精一杯生きて行こうと思う。

神様仏様、どうか力を貸してください。