精神障害者というものは不便極まりない。もしかしたら不便というと言葉は違うかもしれない。そもそも人には様々なパワーバランスというかパラメータ配分がなされている。その違いが十人十色といった個性を実現し、多様性を生む。
しかし精神障害者はそのパラメータ配分が全体的に数ランクダウンしている。この状態で健常者の世界で暮らしていこうとすると当然のことながら無理が出てくる。実力主義・能力主義の時代にあって全体のステータスがダウンしているということは、仕事において得意不得意の問題ではなく、土台からして力不足甚だしい状態に置かれているということだ。
私が痛感した実体験を元にサンプルを示す。分かりやすくする為に、ゲームを例に話を進めていこうと思う。