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カテゴリー:Blog (2)

ブログ終了から一定の冷却期間を経て、この闘病記には「その後」が書き綴られるようになりました。なので「その後」から「更新終了」までを「Blog (2)」というカテゴリーに分類することにします。驚いたことにこのカテゴリーは悲願だった「放送大学卒業!」というハッピーエンドで締めくくられます。

メンタルの病気とは何なのかを考える

全てはドーパミンのなせる業

メンタルの病気を考える時、一つの重要なキーワードがある。それは『ドーパミン』だ。様々な精神症状は脳内の神経伝達物質の異常から起こる。したがってメンタルの病気は『心の病』などではなく『脳の病気』と言わなければならない。それは、本人がいくら心を正しく穏やかに保とうと頑張っても、その心の状態は脳内物質のバランスによって決められている訳であり、自分の脳みその中の事は、本人の努力や根性でどうにかなる領域ではないからだ。しかし多くの人がこの仕組みを理解しておらず、メンタルの病気に関しては今まで様々な誤解と多くの不幸が起こってきた。

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統合失調症は治るのかもしれない

これから記す話はとても不確定で未確認な事柄である。話半分で聞いてもらいたい。

統合失調症は治るのかもしれない

統合失調症という病気がどんなモノであるかについては、お世辞にも世間に知られているとは言いがたい状況だ。だが患者本人にとっても、自らの病気が一体何であるのかを理解する事は難しい事だと思う。統合失調症の症状とその人が陥っている状況は、人により様々であり、一括りにできない。それをあえてタイプ分けしてみたいと思う。

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私を救ってくれた断薬中の不思議体験

断薬中に経験した不思議体験を書こうと思う。その前に予備知識として私が以前よく見ていた夢を紹介したい。

真っ白な広い部屋の大きなベッドの上で目覚める。ベッドとグランドピアノしかない。窓には白いレースのカーテンが掛かり、心地よい風と太陽の光が燦々と降り注ぐ。ピアノに手を触れると同時に扉から母と弟が入って来て「お帰りなさい」と言う。

これは死後の世界か?

何にせよこの夢は私の隠された内面の全てが出ている。白い部屋もそよぐ風も日の温もりも私の価値観に忠実だ。そして極論、私はベッド・ピアノ・母・弟が全てなのだ。他には何も要らない。 「お帰りなさい」と言うのも、現世の苦しみが夢オチであってほしいと願う私の深層心理を反映したものだろう。

上記のツイートに書いた事は、私の人生観そのものだ。おそらくここで書かれた世界というのは天国なのだろう。天国のベッドの上で観ている夢が現世なのだろう。そして私は学ぶ為にそこから来ている訳で、この世での私というのはかりそめの姿であるのだろうと思っている。

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副交感神経を活性化する発酵食品の効能

私が断薬をして得た貴重な経験の一つが発酵食品の効能である。

断薬中に自律神経のバランスが崩れ、私は交感神経の暴走を体験した。なんとか副交感神経を働かせるべくあれこれ試行錯誤した結果、以外にも甘酒が抜群の効果を発揮した。今では納豆や味噌などの発酵食品にまで対象は拡大。健康と自律神経の為に毎日欠かさず摂る様にしている。

自律神経というのは交感神経と副交感神経が相互にバランスをとりながら働く。交感神経は体を戦闘体制にし、日々の仕事や古くは狩りをする時などに体を調整する。副交感神経は真逆で、体を回復モードにする。この回復モードが如何に大切かという事を考えていくと、社会生活上の様々な問題点が見えてくる。

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睡眠から逃れた人間は存在しない

病気とは辛いものだ。体の病苦はいずれ死につながるだろう。しかし病気にも様々あり、私の様な精神障害者は『いずれ』では済まない。精神障害者の多くは今日明日の『死』と向き合わねばならない。

その時の流れの中で、私は気が付けば三十路を迎え、病歴18年という人生の半分以上を闘病生活に捧げる結果となった。私がまともだったのは子供の頃だけ。しかももうその記憶も朧なモノとなった。その後の長期にわたる闘病生活で、病気そのものが、もはや私のアイデンティティとなっている。

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メディアの地域間格差

今回の議題は『メディアの地域間格差』についてだ。テレビ放送がそうである様に、メディアが伝える情報には地域間格差が存在する。普天間基地移設問題では、沖縄では沖縄なりの世論がメディアにより形成されており、大阪都構想の時には大阪のメディアにより大阪なりの世論が形成された。

これは東京も同じで、国会議事堂で加熱している様々な問題は、関東圏だけで話題になっているだけであり、地方都市の人は蚊帳の外である。また様々な論調も、東京に暮らす人にとってはみんなと同じであっても、地方へ行けばみんなと同じではない事が多々あるだろうと思う。

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究極的な税のあり方

今回の議題は『税の在り方』について。私自身、今年初めて確定申告というものをしてみて、初めて税の複雑さを知った。世の中のありとあらゆるものに税金は掛けられ、それぞれにルールと算出方法がある。全くもって複雑極まりないシステムだと思う。今回はそれを是正する案をこれから示す。

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深夜、徒歩での大冒険!

2015年4月24日、私は酷いストレスに悩まされていた。世間では皆、焼肉食って合コンやって酒飲んで、楽しく愉快に人生を謳歌しているというのに、私は現状、家で病状をコントロールする事に専念するしかない。病人としての人生は完全に行き詰まっており、自分の人生に対して『満たされない思い』が募り、私のもやもや感は遂に限界に達した。

夜の九時。私は居てもたっても居られなくなり、iPhoneと財布と鍵だけを持ち、着るものも着ないで家を飛び出した。まず上之島神社にお参りをし、神様に「ちょっと修行に行ってきます。」とだけ伝え、怒りに任せて大通り沿いを歩き出した。

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